キャッシングの審査デビューはプロミスだった
無人契約機でキャッシングデビュー
今から20年前の頃かな。
俺が初めてキャッシングデビューをしたのが。
今でもはっきり覚えている。
それだけ印象深かったからだ。
20年も前の当時はインターネットもまだそれほど普及しておらず、今のようにスマホで簡単にキャッシングの申し込みができるわけではなかった(そもそもスマホどころかガラ携もあまり普及していなかった・・・)
しかしキャッシングはかなり勢いがあった時期だ。
テレビのCMでもゴールデンタイムでガンガン宣伝していたのがこの時期。
大手ではアコム、プロミス、武富士、レイク、アイフルなどのCMがいつも流れていた。
テレビの人気タレントを使ったり、レオタードを着たおねーさんが出て来たり、チワワの犬が出て来たり・・・・当時の頃を懐かしく思い出す人もいるだろう。
御多分にもれずこの俺もそうだった。
昔はキャッシングも「サラ金」と呼ばれていて少し怖いイメージ、窓口に行きにくいイメージがあったが、テレビCMのイメージ戦略のおかげでキャッシングは身近なものとなった。
当時、月収手取り25万円のしがないサラリーマンをしていた俺は遊びたい盛りの20代。
会社の給料から出てくるお小遣いだけでは当然足りなくなり、『チョッピリ借りれればいいかな?』・・・という軽い気持ちでキャッシングの門をたたいた。
先ほども書いた通り20年前はインターネットキャッシングなんて無かった。
だからキャッシングの申し込みをする場合は窓口に行くか、無人契約機にいくしかなかった。
当然だが窓口にキャッシングの申し込みをする度胸の無いチキンな俺は無人契約機を利用しようと思って出かけた。
ちなみに初めて無人契約機で審査に臨んだのがプロミスだった。
郊外にある無人契約機の小屋(?)の店舗にいき無人契約機コーナーの個室に入った。
無人とは分かっていてもドキドキしたね。
モニターを前に椅子に座ると「いらっしゃいませ」の女性の声が。
ロボットみたいな感じだが、あまり無機質な感じもしない。
少し人の気配を感じるようなイメージです。
無人契約機で申し込み手続きを始めてから、分かったのだが。
「オペレーターが遠隔で対応接客しているんだな」・・・と。
だから、無人契約機は決して無人では無い。
基本的に窓口の申し込みと同じようなものだ。
ただ、オペレーターが目の前にいるのか、とオペレーターが遠くにいるかの違いだけだ
モニターの向こうでは確実に俺の姿をプロミスの従業員に見られている!!
・・・・そう気づいた俺は緊張した。
備え付けの申し込み書を記入するのだが手が震えた。
そして不安も感じた。
「本当に俺でも審査に通るのかな?」・・・と
普通に正社員として働いていて毎月固定収入もあって、他のローンや借金も無いから今思えば審査に落ちることは無い。
でも、「本当に借りれるの?」という不安は出てくるのがローンの審査の常だ。
無人契約機越しで優しいおねーさんの遠隔オペレーションのおかげで何とか申し込みを済ますことができた。
賞味15分くらいだろうか。
その後、「お外でお待ちください」・・・と遠隔でオペレーターの方に言われて、外の共用部で雑誌を読みながら審査結果を待つ俺。
正直、キャッシングの審査結果を待っている時ってあまり心が落ち着かない。
待っている間も色々な客が無人契約機に申込にくる。
共用部から、隣部屋の無人契約機コーナーのピコピコ音とオペレーターの話し声が聞こえてくる。
「あいつは果たして審査に通るのかな?」・・・・なんて他人の審査結果を気にしたり、考えたりして自分の審査結果を待つ。
そして待つこと30分位。
審査結果がやってきた。
無事に合格!!
その日の内にプロミスのカードを受け取った。
限度額は50万円だった。
今のプロミスのキャッシングカードはゴールドカードのような豪華な金色だが、当時は青色のカードだったような記憶がある。
さっそく無人契約機に設置されているATMで使ってみた。
とりあえず5万円借りてみた。
5万円がATMから出てきた!
銀行のキャッシュカードと変わらない。
ただ、これは決して銀行預金ではなく借金である。
借金であるのが分かっているのだがカードで簡単にお金がおろせてしまえるので、借金という意識が薄くなりがちなのがキャッシングの恐ろしいところだ。
最初は恐る恐るカードで小口のお金をおろしては使って、返済していた俺だが、次第に使い方に慣れていった・・・。
このお手軽性に慣れてしまった俺は、その後長い年月の間キャッシングにハマる日々を過ごしてしまったのはいうまでもない・・・。
ちなみにプロミスのカードは今も持っている。
この金色のプロミスカードは今も活躍している・・・
プロミス歴が約20年
これだけのキャリアを持った男は他にいるかな?
まぁ、あまり自慢にもならないが(笑)
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